フリーランスと営業マンの話

皆さんこんにちは!オーボエ奏者たむです。

私は今フリーランス奏者を初めて3ヶ月が経ちました。その間に、様々な人と出会いました。中には営業の話を持ちかけてきた人もいます。

本日は、実際に持ちかけられた営業の話をお話します。フリーランス、役者、声優を始めて間も無い方は狙われやすいため、是非参考にしてみてください。

ブロガーさんとの出会い

ある日、私が普段ガンプラをあげているTwitterのアカウントで急にdmが来ました。その方はとあるブロガーさん。「音楽をやられているんですね!」と気さくに話しかけられました。

「ブログも始めたんですね!見ました!何かきっかけがあって始めたのですか?」

「これも何かのご縁なので、電話で雑談しながら将来のことについて話しませんか?」のこと。

私はブロガーさんのお話を聞く良い機会だと思い、zoomを通してお話することにしました。

話している内に、ブロガーさんがフリーランスのノウハウを教わっている先生と3人でお話しませんかと話が発展していき、次の日にzoomでお話することに。

ブロガーの先生の話

そして当日。その先生は私の夢やフリーランス活動を成功させるためには何が必要なのかを説明してくれました。

結論としては、「フリーランスで活動するには経営、マネジメントを理解する必要がある、そしてそれらを教えてくれる人に出会うことが大切」ということです。

確かに納得のいく話でした。興味を持ってしまった私は、「私も先生に習うことは可能でしょうか。」と聞いてみました。

すると、一括払いで高額を要求されました。その先生曰く、契約したら一生サポートをするのでこの金額にしているのだとか。

どんな人だったのか

zoomが終わってから、私は友達や家族に相談してみました。そして判明した事は、ブロガーさんは営業をしていたということです

おそらく私が契約をした場合、ブロガーさんには先生から紹介料が入るのだと思います。だから色んな人にdmをして、人脈や客を作ろうとしていたのだとわかりました。

考えればわかることなのに、私は友達や家族に相談するまでわからなかったのです。急にdmすること自体がおかしいですよね。新しいことを初めて間もない、不安だらけの人に声をかけているのかなと思いました。

とある演奏家との出会い

別日、またまたTwitter(今度はリアルアカウント)でdmが。その方はフルート奏者でした。

「オーボエ奏者なんですね!珍しいですね!」と話しかけられました。

「ずっとフリーで活動していて、その経験をもとに演奏の企画をしているためぜひお話してみたいです!」とのこと。こちらは演奏者と繋がる良い機会だと思い、zoomでお話しました。

その方は、「今後経済が苦しくなる日本で流行るのはクラシックコンサートではなく映画で、映画音楽の需要が高まる」という話をしていました。こちらも納得のいく話でした。

その後、知り合いの映画プロデューサーがいるので紹介します、3人で話しませんか?と言われました。映画プロデューサーさんとお話しできるチャンスは中々ないので、人脈作りのために私は会いに行くことにしました。

映画プロデューサーの話

そのプロデューサーさんがまず話したことは、日本で1番お金持ちの人と知り合い、世界的に有名な映画監督から学んだ、などの自慢話でした。プロデューサーなのに自分の実績は語らないのです。私はすでに気分が悪くなりました。

その後、「フリーランスで活動するには経済、マーケティング、ブランディングを学ぶ必要がある」と言いました。先程のブロガーの先生と全く同じ内容を言っているので驚きました。

最後には、「音楽家・俳優などに向けた、知識が身につくセミナーをやっているので来ませんか?」と誘われました。私は怪しく感じたため、断って帰宅しました。

どんな人だったのか

帰宅してからそのプロデューサーの名前を調べてみたのですが、何の映画をプロデュースしたかよくわからない人でした。詳しいプロフィールが出てこないのです。フルートの人に聞いても、詳しいことはわからないというのです。

この人は恐らく、若い人、特に音楽家や俳優、声優にセミナーを開き、会費を取る。マルチ商法をやっている方なのだと思いました。

まとめ

「Twitterの急なdm、夢について話しませんか?という話は危険!」

「若い芸術家は狙われやすい」

ということがわかりました。私もこれから気を引き締めて活動していこうと思います。皆様も営業にはお気をつけください。

それではまた次回お会いしましょう!

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