コロナと音大生 その2

こんにちは!オーボエ奏者たむです。

本日は、コロナ禍の音大生活その2をお送りします。前回の記事はこちらです。まだ読まれていない方は是非ご覧ください。✨

https://guntamoboe.com/コロナと音大生%E3%80%80その1/

コロナ禍の実技試験

2020年7月、コロナが流行ってから初めての実技試験が行われました。

普通、管楽器はピアノ伴奏でソロを吹くことが多いのですが、この時は無伴奏の独奏で試験を受ける人が多かったです。何故なら、ピアノと合わせる時間が無かったから。

普通は、試験の数ヶ月前から伴奏の楽譜を渡し、試験1ヶ月前くらいから合わせをします。しかし今回は試験をするということが6月に決まったので、1人で曲を仕上げるだけでも精一杯だったんです。満足にレッスンが受けられたのは1ヶ月ほど。週に1回のレッスンでも3、4回で試験に挑むというハードスケジュールでした。

しかし私はピアノ伴奏ありで、連符の多い超絶技巧の曲を選びました。

何故難しい曲を選んだのか。それはコロナだったからこそできたんです!

コロナなのに難しい曲を練習!?

普通はレッスンでちゃんと見てもらわないと難しい曲はできないと思いますよね?しかし意外にそうでもありません。

レッスンとは、自分なりに仕上げた演奏を聴いてもらい、アドヴァイスをいただくというものです。または、普段の練習で上手くいかないところを質問する場です。

難しい曲は、まず吹けるようになるまでに時間がかかります。音大ではだいたい週一でレッスンがあるため、レッスンまでに仕上がらないことが多いです。

そこで、時間のあるこの時期に難しい曲に挑戦することができたのです!毎日部屋にこもり、ひたすら指を動かしていました。(笑)

演奏会の再開

夏休みが終わったころ、少しずつ演奏会の練習ができるようになりました。

大人数(オーケストラや吹奏楽)は難しかったものの、少人数の室内楽コンサートであれば練習できるところが増えてきたのです。

しかしホールや練習会場を使う際の規約がかなり厳しくなりました。人数制限や消毒の有無など…場所によっても規約が異なるため、とても面倒でした。

それでも演奏会ができる環境や来てくださるお客様がいるおかげで演奏会を開催することができたので、当時はとても感謝していたことを覚えています。

音大は今

現在の音大は、かなり制限が無くなってきています。

座学の授業はオンラインが多いものの、レッスンや合奏は普通に授業ができていますし、演奏会も行われています。特に今年になってからは良くも悪くもコロナと共存できているように思います。

一人一人が感染対策しているからこそ、音楽活動ができるのだと思います。

まとめ

「コロナが流行って最初の数か月は家にこもっていたが、少しずつ演奏活動できるようになっていった!」

いかがでしたか?それではまた次回お会いしましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です